クレジットカードのシステム・インフラ―CAFIS CAT CCT
加盟店でクレジットカードを使用した場合、店頭にある特殊な端末にクレジットカードを通し、カード利用ができるかどうかの認証(オーソリゼーション)手続がその場で行われるのをよく目にすると思います。この店頭にある端末をCAT(Card Authorization Terminal)といいます。CATはカードの信用枠や紛失・盗難・無効等のチェックの他、売上票の作成、売上データの交換業務などを処理しています(信用照会機能のみの簡易版はS-CATと呼ばれます)。
加盟店のCATとクレジットカード会社のシステムを接続するデータ通信ネットワークはCAFIS(Credit and Finance Information System)と呼ばれ、多数の加盟店、カードにかかるデータを識別し、整合性を維持しつつ迅速に処理するためNTTが開発したネットワークシステムです。
CAFISは稼動開始から20年を経過し、クレジットカード認証においてかなりのシェアを占めていますが、一部にはCAFIS以外のネットワークシステムを使用する信用照会端末もあり、その場合はCATではなくCCT(Credit Center Terminal)と呼ばれます。VISA系のSG-TやMastercard系のMaster-Tなどがこれにあたります。
CATやCCTの普及率は意外に低く、小売店の半数以上はCAT等を設置していないらしいです。やはりCATやCCTは安いものではなく、加盟店にかなりの負担となることが原因のようです。CATやCCTのないお店では昔のようにクレジットカードの上に伝票を置いて上から押さえる機械でクレジットカード番号、名前などを写し取っているのでしょうね。
